【独自】今年の金葉祭は10月27・28日開催 LED照明初導入や募金での被災地支援も

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昨年の黄葉時の様子 多くの観光客らで賑わった(実行委員会提供、一部をトリミング)

イチョウの黄葉に合わせて行われ、毎年多くの来場者で賑わう金葉祭(こんようさい)が、2018年は10月27・28日の2日間、本学イチョウ並木周辺で開催される(実行委員会主催)。今回はLED照明を用いたライトアップが新たに行われるほか、集められた募金の一部が胆振東部地震の被災地支援に充てられるなど、これまでにない取り組みも加わる予定だ。昨年まで日曜日の昼間に限られていたイチョウ並木周辺の交通規制は、2日間とも時間を拡大して行われる。

金葉祭は毎年10月下旬から11月上旬ごろの週末、イチョウの黄葉が見頃を迎えるタイミングを見計らって開催日が決定される。色づいたイチョウ並木を中心に日中はステージ企画、夜はライトアップなどと、昼夜を通して秋の風物詩に彩りを添える。本学を代表するイベントの1つであり、昨年は2日間で約4万人が来場した。沿道のテントでは豚汁や焼き芋も振舞われ、短い秋を五感で楽しむことができる。学生らで構成される実行委員会の代表で農学部生物環境工学科2年の秋田拓海さん(20)は、「イチョウ並木の観光資源としての魅力を知ってもらい、少しでも北大を好きになってほしい」と意気込む。

ライトアップにLED照明を初導入

イチョウ並木のライトアップは例年行われるが、今年は初めてLED照明も用いられる。様々な色の光を出すことができるLEDの特性を生かし、これまでの暖色とは異なる青色光や白色光などでのライトアップが計画されている。導入されたLED照明は20基だが、LEDを用いたライトアップの規模は直前まで検討が続く。イチョウ並木全体を照らすには十分な数と明るさを確保できないため、LEDの使用は時間帯と区画を限定して行われ、従来の白熱灯を用いたライトアップも継続される(例年通りのライトアップは両日とも18:00〜、LEDを用いたライトアップは18:30〜18:45・19:30〜19:45の予定)。秋田さんは「まだまだ規模の小さなイベントなので積極的に何かをやりたいという思いがあった。今年は予算が増えたこともありLED照明を導入することにした」と振り返る。

LEDを用いたライトアップの実験が行われ、色の選定が進む(実行委員会Instagramより、一部をトリミング)

屋台での募金で被災地支援も

金葉祭で振舞われる飲食物に定価は設けられておらず、全て「募金」という形を取っている。来場者からの募金のほか、学生が企画したイベントなどに大学が助成する「北大元気プロジェクト」も合わせた資金で祭が運営される。今年は太陽財団からの助成金も加わった。

祭当日に集められた募金は通常、翌年の運営資金などに充てられるが、今年は9月に発生した胆振東部地震の被災地にその一部が寄附される予定だ。秋田さんは胆振地方の伊達市出身。地震で知人宅に亀裂が入るなど被害を身近で感じ、「何かできることはないのかと考えた」という。

夜間も交通規制を実施

金葉祭開催期間中は昨年までもイチョウ並木のある北13条道路で交通規制が行われてきたが、日曜日の日中一部時間帯に限定されていた。今年は27・28日の両日とも9時から21時半の間で車両の通行が規制され、より安全にライトアップを楽しめる。

 

実行委員会作成のポスター