工学部と理学部ってどう違う?【編集部ブログ】

Pocket

皆様こんにちは。北海道大学新聞編集部のH.S.です。ブログ記事、第2回は私が所属する工学部について少しお話ししようかなと思います。

切り口といたしましては、「工学部と理学部ってどう違うの?」というところを取り上げます。どちらも理系学部で、化学・物理・生物・情報などに分かれて各分野の研究を行っていますが、そこでよく言われるのが先の質問ですね。

確かに、どちらも学ぶことは似通っています。違いといえば工学部のほうが「モノ」を扱っているイメージがある、くらいでしょうか。「工」というくらいですからね。英語で言えばengineering、manufacturing。

 

結論から申し上げると、「理学部は真理追求、工学部は実用」を方向性として持っている、という違いがあります。もちろん私見ではありますが、これがある程度普遍的な認識であると考えております。そこに優劣は無く、単に目指している点が違うということです。

理学部では基礎実験によって自然界を素直に見つめることで、そこに存在する法則性を見出す。工学部ではその法則性を使って、実社会で役に立つモノやシステムを作る。もちろん工学部でも基礎的な実験を行いますし、理学部でも実用性を気にすることがあるでしょう。実際、両学部の違いはそこまで大きくはないのかもしれません。

あえて例えるならば、理学部が作り出した「定理」や「公式」という道具を使って、工学部が実際の「モノ」を作る、といった感じでしょうか。理論だけでは社会的な価値は生み出せませんし、逆に理論がなければ効率のよいモノ作りはできません。両者が組み合わさって初めて人の役に立つ、と私は思います。

 

両学部は非常に密接であり、勉強している内容がかぶっていたりもします。なので、もし両学部のどちらに進学するかを悩んでいる方がいれば、学ぶ内容というより、自身が目指したい方向性で選ぶとよいかもしれません。

ざっくりとした内容ですが、以上とさせていただきます。

北海道はめっきり冷え込んでしまい、朝晩は暖房が手放せません。風邪などひかれませぬよう、お気をつけて。