飛騨高山に紡ぐ北大の技術【編集部ブログ】

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皆さんこんにちは。編集部N.N.です。突然ですが、皆さんはスキーをしたことがありますか?

今回のブログは冬の文化、スキーに絡んで書こうかなと思います。

雪国出身の方なら小学校や中学校の体育の授業でやったこともあるのではないでしょうか。しかし意外にも日本におけるスキーの歴史は浅いもので、明治後期に全国各地に伝来したのが最初です。間宮林蔵関連の文献で度々見られる「かんじき」やアイヌ文化における「テシマ」をスキーと呼称するならまた話は別ですが、世界有数の雪国でありながら、今日のスキーにつながるものは元来日本に無かったんですね。ここ札幌は日本におけるスキー発祥の地の1つであり、当然、札幌にある大学であった北大(当時は東北帝国大学農科大学)の役割も小さくはなかったそうです。北大にも北大新聞が創刊する15年前、1912年にスキー部が誕生しています。

さて、ここからは山岳部の友人と飲んだときに聞いた話です。

北大のスキー技術は当時の北大生によって様々な土地に持ち帰られました。そのうちの1つに私の出身地である岐阜県の飛騨高山があります。飛騨高山は3000m級の山々に囲まれており、その攻略のために山スキーの技術が北大から伝えられました。このことによって当時母校にも山スキー部ができたと聞きます。もっとも今はありませんがね…。

とまあ、こんな身近なところで地元が1000km離れた北大と結びついているんだなということに気付かされました。皆さんも出身地と北大のつながりを探してみてはいかがでしょうか。きっとおもしろいと思いますよ。

今年はなかなか雪が降りませんが、それでもいつかは降ります。初雪の遅さは記録的なものになるかもしれませんが…。雪が降ったらお近くのスキー場に足を運んでみてください。