北大構内の地下には…?【編集部ブログ】

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皆さまこんにちは。編集部U.Kです。

普段わたしたちが通っている北大札幌キャンパスですが、その構内の地下には遺跡が埋まっているということを知っていますか?

北大札幌キャンパス構内の大部分はK39遺跡(Kは「北区」のK)という遺跡に指定されており、続縄文文化期からアイヌ文化期までの多種にわたる遺跡が埋まっています。そのため、キャンパスが遺跡に指定される前に建てられた建物の下には見つかっていない遺跡が埋まっているかもしれないので、それらの建物を増築・改築工事をする際には遺跡が埋まっていないかの調査をしなければならないそうです。

北大で見つかっている遺跡の大半は続縄文文化期もしくは擦文文化期のものです。続縄文文化とは本州では弥生時代に相当する時代に北海道で形成された文化です。弥生時代とは大陸から稲作が伝来したことで始まった時代ですが、北海道には長らく稲作が伝来しなかったので狩猟採取を主とする続縄文文化が形成されたのです。また、擦文文化は、アイヌ文化の根底となったとも言われる北海道独自の文化です。

このほか、キャンパス内ではアイヌ文化の遺跡も発掘されているなど、北大が指定されているK39遺跡は全国的に見ても北海道でしか見ることの出来ない貴重な遺跡なのです。

北大札幌キャンパス構内を歩いてみると自分の知らない北海道を発見できるかも知れませんね。