「ツール」としての英語の利便性【編集部ブログ】

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こんにちは。編集部のH.S.です。冬も深まってまいりました。大学生の皆さんはテスト勉強にいそしんでいる時期ではないでしょうか。

私、工学部の研究室に所属しておりまして、普段から論文を読んだり、本で情報を集めたりする機会が大変多いです。そこで思うのが、大学生にとって英語はとても有用なツールである、ということです。当たり前のことかもしれませんが、今回はツールとしての英語について、少しお話したいと思います。

ところで、皆さんは英語を勉強する必要性について考えたことはあるでしょうか?少なくとも、何らかの形で「この勉強、何の役に立つんだろう?」と思ったことはあるかと思います。私としては、「必要のない人には全く必要ない」というのが正直なところだと思います。英語が出来なくとも素晴らしい活躍をされている方は大勢いますので。

ただ、現役の大学生として言うならば、やはり英語は出来るに越したことはありません。少なくとも、「読み」はトレーニングすれば比較的簡単に習得できますし、また誰にとっても必要性の高い技能だと感じています。つまるところ、「情報収集」です。英語が出来なければ、利用できる情報源は日本語のものに限られてしまいます。それは非常にもったいないと私は思います。特に、現在はwebを用いて非常に幅の広い情報を集めることが可能ですが、その全ページの数十パーセントは英語で記述されているでしょう。英語が読めないということは、それらを全て捨て去ってしまうのと同じことなのです。折角の美味しい魚を、その骨の取り方が分からないが故に少ししか味わえないようなものです。

ここ最近は高性能な翻訳ツールや自動翻訳機など、言語の壁を取り払う素晴らしい発明が次々と世に出回っています。これはとても良いことですが、ニュアンスや文脈などの関係で精度を100%にするのはかなり難しいですし(尤も最近はかなり研究が進んでいます)、自分の脳で英語と母国語を変換できる人とは「ひと手間」差が出てしまいます。

こういった理由から、特に普段から情報を集める必要のある大学生にとって、英語は大切なツールだと私は思います。英語には抵抗のある人もいると思いますが、大丈夫です。私も英語は得意とは言えませんが、それでもやり方次第で英語を「活用する」くらいはできるようになりますので。

少々長くなりましたが、皆さんも「見聞を広める」という意味で英語に少し触れてみませんか?

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