体育会剣道部【部活・サークル紹介拡大編】

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稽古の様子(廣田剣道場)

「やー」「おー」「バチーン」

体育館に隣接する廣田剣道場。部員の掛け声と竹刀の音が鳴り響く。剣道部の練習の迫力には驚かされる。「全国七大学総合体育大会」(七大戦)優勝と「全日本都道府県対抗剣道優勝大会」(全日)出場へ向け2時間の稽古を週6回行っている。

部員は36人。歴史は前身の撃剣部が創部した1892年から数えると、今年で127年目になる。本学の部活の中でも有数の長さだ。

そんな長い歴史を誇る同部だが、いま新風が吹きこんでいる。128代主将の本間奎太さんがその役職に就いた2018年10月以降、「剣道部改革」が行われている。稽古のマンネリ化を改善するため日単位で練習メニューを変えるようにしたり、300人ほどのOBがいる事などの強みを生かす取り組みを始めたりした。OBには稽古により足を運んでもらうよう連絡を密にし、客観的で貴重なアドバイスを従来以上に受けられるようにした。

改革の背景には苦い「挫折」があった。17年、同部は十数年ぶりに全日本学生剣道優勝大会予選で敗れ全日出場を逃した。さらに18年も出場ならず。この状況を重く見た本間さんは、ドラッカー著の「経営者の条件」も参考にしながら改革を始めたという。

結果はすぐに現れた。18年11月の「北海道学生剣道新人大会」(新人戦)で9年ぶりに優勝。本間さんはこの優勝をホップ・ステップ・ジャンプのホップとみている。さらに高い目標に向けて同部は邁進していく。