【速報】総長選考会議、文科相に名和総長の解任申し出 パワハラ疑惑

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本学の名和豊春総長(昨年11月17日)

本学の総長選考会議は10日、パワーハラスメント(パワハラ)を行ったと同会議が認定した名和豊春総長の解任を文部科学相に申し出た。今後は国立大学法人法や行政手続法に則り、文科相が解任の是非を判断する。申し出の具体的内容については現時点で明らかにされていない。

文科省によると、10日午後、同会議より書面で申し出があった。申し出の内容や今後の調査手法、期間などについて担当者は「慎重な検討が必要でコメントを差し控える」としている。

パワハラ疑惑を巡っては、総長選考会議のもとに弁護士らで構成される調査委員会を設けて調査を行い、同会議はパワハラを認定した。一方で、名和総長はパワハラを否定するコメントを発表。同会議の審議の手続きにも異議を唱えており、文科相の判断が焦点になる。

本学広報課によると、総長選考会議の議長、石山喬・日本軽金属ホールディングス非常勤顧問が11日、文科相に総長解任を申し出たことを本学の笠原正典理事・副学長(総長職務代理)に対し、通知した。本学広報課は「文科省での今後の審議の状況を見ながら、しかるべき時に(今回の件について)公表する」としている。

※内容を一部更新(加筆修正)しました。

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