北大ダンパに「初音ミク」降臨 新設サークルの熱意と挑戦

北大ダンパに「初音ミク」降臨 新設サークルの熱意と挑戦

朝日モーニング
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北大祭2日目の15時から、本学工学部の噴水広場前にて、「北大ダンパ」(ダンパ)が行われた。ダンパは毎年北大祭で行われるサブカルチャー音楽イベントだ。コスプレ音楽イベントの開催などを行う社会人サークル”FIGHTING DREAMERS”と、学祭実行委員会との連携のもと運営されている。

そんな北大祭の恒例行事とも言えるダンパのトリを、今年度は「VOCALOID」(ボカロ)キャラクターである「初音ミク」が務めた。透過型スクリーンに映し出されたボカロキャラの3Dモデルが、音楽に合わせて歌って踊るライブは、ダンパを大いに盛り上げた。

投影された「初音ミク」モデル(ボカロ同好会提供)

盛り上がる会場

この例年にない試みは「北海道大学ボーカロイド同好会」(ボカロ同好会)が企画・運営した。ボカロ同好会は、「ボカロ好きが集まれる空間」を目指して、2016年に設立されたばかりの非公認サークルだ。昨年9月頃からダンパでの「初音ミク」モデル投影を企画。技術・資金・人手などの問題を乗り越え、ライブを成功させた。

本紙はボカロ同好会の創設者兼部長である平川さんに話を聞いた。「ボカロへの関心が大きい人もそうでない人も、会場全体でひとつになってライブを楽しむ空気感があり嬉しかった。中にはメインストリートで足を止めてくれる人も居て、『まだボカロが愛されている』という実感が湧いた。ライブ終了後も、『良かった』と感想を伝えてくれる人がたくさん居て、準備の甲斐を感じた」とライブ成功の喜びを語った。同時に、「部員や外部の方々、そして観客の皆さんによる支えがあってこその成功」と、多方面への感謝を口にした。

今回のような投影ライブは、来年度の北大祭でも継続して行う予定だ。平川さんは今年で活動の第一線を退くが、その後のボカロ同好会ではどのようなライブが行われるのか。来年度のダンパに、早くも期待が高まる。