MIT石井教授が本学で講演 学生らに力強いメッセージ

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本学卒業生でアメリカ・マサチューセッツ工科大学(MIT)の石井裕(ひろし)教授が7日、「独創・協創・競創の未来」と題し、本学高等教育推進機構で講演した。同教授は北海道150年事業の一貫で来道し、学内外で相次いで講演やワークショップを行った。

講演する石井教授

石井教授は東京生まれ、札幌育ちで本学工学部の卒業生。電信電話公社(現NTT)勤務を経て1995年からMITのメディアラボで教員を務め、現在は同ラボの副所長。最先端の科学技術と芸術や哲学などを融合させ、デジタルな情報に実体を与え直接の認識や操作を可能にするインターフェース(機械と機械をつなぐ共用部分や装置)の研究を行っている。

講演の中で教授はイノベーションを生み出すために必要な原動力やそれを支える感情として、出杭(でるくい)力・道程力・造山(ぞうざん)力の「三力」や、飢餓感・屈辱感・孤高感の「三感」などを紹介。あらゆる事物に対して疑問をぶつけることや批判的思考の重要性、「競創」に欠かせない、切磋琢磨するための友情についても言及した。新時代を担う学生らに向けて力強いメッセージを発信するとともに、留学の少なさなど日本の若者が直面する現状に対しての危機感を表明。「私は2200年の未来に何を残せるかを考えて生きている。2200年の未来に責任を持てるような生き方をしてほしい」と積極的な行動を呼びかけた。

会場には本学学生や教職員らが大勢詰めかけ、教授の講演に熱心に聞き入っていた。

 

講演に聞き入る学生ら

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