仮装行列が札幌中心地を練り歩く! 北大祭に向け宣伝効果も

第67回北大祭まで1週間を切った5月31日、プレイベントとして「仮装行列」が行われた。事前に応募した十数名が、思い思いの仮装に身を包み、北海道大学・高等教育推進機構から札幌駅・道庁付近を歩いた。
13時に北部ステージで開会式が行われたのち、三隊に別れて出発。前後にはオレンジ色のスタッフジャンパーを着た北大祭事務局員がつき、北大祭の日時を告知しながらメインストリートを南下した。

屋敷祐弥さん(文学部2年)はマクドナルドのマスコット「ドナルド」にふんして参加。普段は北大祭事務局として、定例会の運営や局長の補佐に追われているという。しかし「人生を面白くしたい」という気持ちで自分が好きなキャラクターを選び、あえて参加者として参列。仮装行列中には、歩き方をドナルドに寄せてみるなどキャラクターになりきり、観光客から「ドナルドがいる」と注目を集めていた。来たる北大祭に向けて「ぜひ楽しんで過ごしてください」と語った。

団体で系統を揃えて参加したのは文学部の中国文化論研究室。赤間日向子さん(文学部4年)は赤の漢民族の服装で歩いた。赤間さん自身は留学生から服を借りたが、参加した仲間の中には清朝の宮廷服をネットで購入して臨んだという人もいたという。
中国文化論研究室は今年、北大祭の1イベント「文系祭」で占いの出店を行う。ただ文系祭は始まって日が浅く、広報が足りないと感じていた。そこで仮装行列に参加することで、多くの人に知って貰おうと考えたようだ。
「最初は緊張したが、町の人々の視線は優しかった」と振り返った。宣伝効果も期待以上だったという。「仮装行列を見てくれた人も、そうでない人も、北大祭当日はW102でお待ちしております」と笑顔を見せた。
第67回北大祭は、北大札幌キャンパスで6月6日(金)〜8日(日)で開催予定。詳しいイベントスケジュールなどは公式HPを参照。
(撮影・取材・執筆:古谷櫂)
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