北大が初の連覇を達成 第64回七大戦
第64回全国七大学総合体育大会(通称七大戦)が9月19日に閉幕した。旧帝国大学の7つの大学の間で全43種目で順位が競われ、北大が総合優勝を果たした。
七大戦は7つの大学が主管校を持ち回りして開催される。昨年度は名古屋大の主管のもと北大が非主管校として初の優勝を遂げており、今回の試合は北大初の2連覇がかかっていた。
最終総合順位は、2位の九州大学に17.5点の大差をつけ、北大が239点で優勝。全43種目中12種目で1位を獲得した。
最終総合順位は以下の通り。
1位 北海道大学 239点
2位 九州大学 221.5点
3位 東北大学 199点
4位 京都大学 191点
5位 大阪大学 188点
6位 東京大学 184点
7位 名古屋大学 137.5点
(七大戦公式ホームページより)
七大戦実行委員の近藤さんは結果について、「北大が優勝したことは心から嬉しい。これは各競技の選手の皆さんの頑張りが積もり積もって得られた結果です。本当におめでとうございます」と喜びの声をあげた。
また、今大会では初の試みとして、公式YouTubeチャンネルを用いて競技の様子の配信が行われた。学生のみで3月頃から準備を行い、チャンネルを運営したという。大会を終え、近藤さんは「予想以上の人に見ていただけて良かった。北海道という遠方の地に足を運ばずとも応援できるという点で良い試みが出来たかと思います」と振り返り、「今後の大会にも活かしてほしい」と語った。
様々な競技で快進撃をおさめ、主管校らしい圧倒的な成績で優勝を手にした北大。この勢いで、2019年の東北大以来の3連覇を成し遂げられるのか、今後も注目が集まる。
(取材・執筆:赤松)