荒天やステージ中止も賑わい途切れず 第14回金葉祭、秋のキャンパスを彩る
1日・2日、北13条いちょう並木で第14回金葉祭が開催された。

金葉祭は例年、いちょう並木のライトアップを中心に多くの学生や観光客で賑わい、飲食店の出店や学生のステージ発表で盛り上がりを見せる。今年は建設工事の影響によりステージの開催は取りやめとなったが、ストリートピアノや子供向け縁日などを始めとした様々な企画が行われた。
1日は10時からの開催予定であったが、荒天のため12時からの開始となった。足元が悪い中でも多くの学生や観光客が来場し、歩行者天国となったいちょう並木のもと、写真撮影や屋台を楽しんでいた。

18時からは、目玉となるいちょう並木のライトアップが行われた。見頃を迎えたイチョウが白熱灯に照らされ、美しく夜空に浮かび上がった。

金葉祭に訪れた北大生の1人は、「普段大学に行っているときとは違った姿の美しいいちょうが見られて良かった。ステージがなくて残念だったが、屋台のポトフとココアで温まって、とても楽しかった」と笑顔を見せた。
ステージ企画が見送られるなど例年とは異なる形式となったが、いちょう並木には多くの人が訪れ、秋のひとときを楽しんだ。北大の秋を彩る恒例行事として、変わらぬ賑わいを見せた2日間となった。
(取材・執筆・撮影:赤松)
