学生510人のメールアドレス、誤送信で流出 教科書販売で北大生協

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北大生協は、送信先全員分のメールアドレスが誤って受信者に表示される手違いが19日にあったと20日明らかにした。

北大生協では2020年から学部1年生の教科書販売に関して、オンライン上での事前予約制を導入した。今回は「情報学Ⅰ」の教科書を購入した学生に入荷を知らせるメールを送信する際、誤って他の受信者の情報が確認できるようになっていた。送信先のメールアドレスをBCC欄ではなく、誤ってTO欄に入力したことが原因。

メールを受け取った学生からの指摘で事態が発覚し、北大生協はおよそ1時間後に該当者に謝罪するとともにメールの削除を依頼した。流出件数は510件。

北大生協の発表によると以前にもチェック体制の不備による誤送信が発生している。情報管理体制の強化や再発防止策の徹底に努めるとした。