【注意喚起】北大法学研究棟で窃盗発生か
4月15日、北大法学研究棟で学生のかばんが紛失した。盗難と見られる。被害にあったのは本学経済学部の学生で、盗まれたかばんの中にはパソコンやスマートフォン、学生証などが入っていた。
事件が起きたのは午後6時頃。被害者が法学研究棟でトイレに立ち寄った際、荷物を置いて入ってから戻ってくるまでの間に荷物がなくなっていたという。
その後自宅に戻った被害者が紛失したスマートフォンの位置情報を確認したところ、午後8時半頃にスマートフォンが工学部付近の排水溝に落ちているのが見つかった。そして午後9時頃、被害者からの通報を受け到着した警察が現場を調査したのちに被害届が受理され、刑事捜査が開始された。現時点では警察からの連絡は無く、紛失した荷物と、盗んだとみられる人物は見つかっていないという。
北大では毎年4月から5月にかけて、窃盗事件が多い傾向にある。多くは新入生を狙った犯行だと考えられている。2024年4月には、構内の体育館やサークル会館、トレーニングセンターなどで窃盗事件が複数発生し、学生のかばんや貴重品が盗まれた。こうした事件の多くは、今回の法学部での盗難と同様に、学生が荷物を一時的に放置した隙に発生している。盗難に対する学生の危機意識が今一度求められている。
(取材:赤松・高野・木本、執筆:木本)