第67回北大祭開幕 「彩雲」のように輝く特別な3日間
6日、第67回北大祭が幕を開けた。初日の開始時刻である午後0時から多くの来場者が訪れ、キャンパス内は活気に満ちている。

開始直後のメインストリート。既に多くの来場者で賑わっている
午後0時時点での札幌の気温は22度。初夏の空の下、散策するのにちょうど良い陽気となった。鮮やかな緑が眩しいメインストリートは、多くの家族連れや観光客が歩き、出店の呼び込みの声が活気よく飛び交う。
開始時刻直後には、北大祭事務局の受付窓口に出店団体の学生や案内を求める来場者の列ができていた。
正門から多くの来場者が入場。窓口でパンフレットなどを受け取り模擬店の並ぶメインストリートへと歩いていく
「この日を楽しみにしていた。北大の雰囲気をたくさん楽しみたい。」と話すのは、札幌市内から訪れた北大志望の高校生。模擬店リストを手に、「どの模擬店から回ろうか」と楽しげに話す家族連れの姿もある。運営スタッフは「ついに始まるんだというわくわく感と、最後まできちんとやり遂げられるかという緊張感が入り混じっている」と語った。
昨年はおよそ11万8千人が来場し、今年も10万人以上の来場が見込まれる。
充実したステージゲストにも注目が集まっている。7日には人気お笑い芸人コンビ「春とヒコーキ」のライブが開催。8日には「水曜どうでしょう」ディレクターの藤村忠寿氏と、テレビプロデューサーの佐久間宣行氏との対談も開催される。貴重なステージが盛りだくさんで、多くの人が心を踊らせる3日間になるだろう。
3日間限定の活気溢れるキャンパス。「一瞬一瞬が輝く、特別な空間」を、ぜひ訪れてみてはいかがだろうか。
(取材・執筆・撮影:赤松)