北大祭を支える深夜機材番 ~もう一つの北大祭~
7日未明、北大祭1日目の営業を終えた模擬店に小さな明かりが灯っている。賑わいを見せる北大祭を陰で支える、深夜機材番の仕事だ。日中の疲れを癒す人、会話に花を咲かせる人、初めて会う仲間に苦戦する人、その過ごし方は様々だ。しかし、慣れない夜のキャンパスで、各々が有意義な時間を過ごしているように見えた。
6月7日から6月9日にかけて行われている第67回北大祭、その中心となるのが部活やサークル、基礎クラスなどの団体が主体である模擬店だ。北大祭期間中は高額な機材や材料を扱う団体もある。そこで、機材の盗難・破損を防ぐため、深夜機材番という役割を設ける団体が多い。同時に待機できるのは3人まで、火気器具・発電機の使用ができない、飲酒の厳禁といった制限もある。しかし、夜のキャンパスで一夜を過ごす仕事は北大祭の楽しみの一つである。
3日にわたり行われている第67回北大祭、その中心となるのが部活やサークル、基礎クラスなどの団体が主体である模擬店だ。北大祭期間中は高額な機材や材料を扱う団体もある。そこで、機材の盗難・破損を防ぐため、深夜機材番という役割を設ける団体が多い。同時に待機できるのは3人まで、火気器具・発電機の使用ができない、飲酒の厳禁といった制限もある。しかし、夜のキャンパスで一夜を過ごす仕事は北大祭の楽しみの一つである。
7日の未明はどのような過ごし方をしている人がいるのだろうか。深夜機材番をするセパタクローサークル「RAPORA」4年生の中後亮我(ちゅうごりょうが)さんに深夜機材番についてお話を聞いた。
「セパタクローサークルなのでボールを使って遊んだり、恋バナをして過ごしていました。」とした上で「普段過ごせない、深夜番だからこその有意義な時間を過ごせた。」と語ってくれた。

薄明るくなり始めた空が北大祭の成功を予期しているようだ。それと同時に、特別な一夜を終え眠たい目をこする人たちがいる。北大祭は始まったばかりだ。今後も様々なドラマが生まれていくことだろう。

(取材・撮影:小林 執筆:小林・遠藤)