記者10人が選ぶ 2025年ベスト記事

北海道も2度の地震に見舞われた2025年。北大内に目を向けると、バイカルハナウド騒動に文学部定員制問題など様々な出来事がありました。
2025年、”北大の「今」を切り取る、北大の「未来」を創る”をテーマに刷新を行った北大新聞は、計68本の記事を公開しました。
12月27日~1月5日でお届けする「2025年ベスト記事」では、記者10人が選ぶ10本を毎日公開します。北大内外の様々な記事を読みながら、2025年を振り返ってはいかがでしょうか。
12月27日 バイカルハナウド騒動からみる、外来植物と生態系(執筆:大野)

2025年6月頃、北大構内でセリ科植物が発見され、毒性植物のバイカルハナウドではないかと世間を騒がせた。本記事では専門家の意見として、北大理学部の内海教授にその生態や危険性などを聞いた。北大の多種多様な自然環境を絡めた、外来植物に関する興味深い内容を読むことができる。近頃、バイカルハナウドが話題に上がることは少ない。本記事を読み、今一度その危険性に関心を向けてみてはいかがだろうか。
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12月28日 大志を抱く若手作家たちの芸術 「第2回 未完の大器アンビシャス展」開催(執筆:赤松)

美術展という敷居の高い世界を丁寧に取材した本記事は、単なる部活・展覧会の紹介にとどまらない一本だ。運営者の思い、アトリエの特色そして作品と、様々な切り口から迫った展覧会の様子は、飽きずに読むことができる。
インタビューを通して画家の表情が見えてくるのも魅力の1つ。同年代の学生が思いを筆に載せた作品が、写真と言葉の両方で紹介されている。
芸術の世界に浸り、優雅な時間を過ごしてみてはいかがだろうか。
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12月29日 科学を体感する「理学祭」(執筆:佐藤)

北大祭を構成する学祭の内の一つである理学祭は、理学部が日々の学習内容を来場者に伝える貴重な機会となっている。記者は来場者の視点で、水槽で飼われているヒトデに触れられる展示の様子などを伝えている。模擬店やステージ企画が数多く開催される北大祭の中で、硬派な学術系展示の面白さが覗ける本記事は、理学部が扱う研究分野に関心がなかった人でも楽しめる。
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12月30日 寮歌が響く秋の恵迪寮 寮祭一般公開日迫る(執筆:武田)

広大な北大の奥にたたずむ恵迪寮。名前こそ北大生の間で有名だが、実際に足を運んだり、内部を目にしたことのある学生は案外少ないかもしれない。
本記事では、10月から約1カ月間にわたり行われた「恵迪寮祭」の様子を取材した。毎日違う企画が行われるなかで、ある日の「寮歌祭」の様子を取り上げた。実は毎年作曲されている寮歌。2025年度の寮歌はどのようなものだっただろうか。
仲間と青春を謳歌する寮生たちの姿をのぞいてみてほしい。
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12/31 戦後の市民、高みの見物(執筆:吉村)

第二次世界大戦で日本が降伏してから80年。戦争を実際に体験していない世代の我々が戦争のない世界を目指すためには、戦中の様子を知る必要があるだろう。
本記事では、北海道帝国大学新聞の戦時下の紙面から、満州開拓や学徒出陣などに関する記事を読み解いた。学生たちは戦争をどう捉えていたのか、当時の戦争はどのようなものだったのかを探る。
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1/1 【検証】北大「創基150周年」を考える―北大がアイヌに負う現在の責任 私たちは巻き込まれただけなのか(執筆:高野・古谷)

アイヌがかつて暮らしていた土地にキャンパスを置く北大は、アイヌの遺骨を不適切な形で収集・保管してきたとして、倫理的な問題点を指摘されてきた。しかし、北大から正式な謝罪は行われていない。根深く残るアイヌ遺骨問題を鋭い視点で掘り下げた本記事は、全ての北大生・教職員にぜひ一度読んでいただきたい一本だ。かつてのアイヌの土地の上で生きる北大構成員として当事者意識を持ち、今一度アイヌ問題に目を向けてみて欲しい。
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1/2 【コラム】現代ジャーナリズムを考える — “事実”は真実たりうるか?(執筆:山口)

SNSなどの普及により、ジャーナリズムの門戸が開かれている現代。既存メディアは情報発信における独占的地位を失い、ゴシップ的な偏向報道や速度優先の裏付けのない報道に手を染めてしまう場合もある。この記事では「恵迪寮ガスコンロ使用禁止命令」に関する偏向報道を例に、偏向報道の構造やジャーナリズムのあるべき姿について記者が鋭く描写する。是非、ジャーナリズムのあり方を考えながら読んでみてはいかがだろうか。
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1/3 七大戦へ「泳泳打破」〜北海道大学体育会水泳部白熊会(執筆:大野・木本)

旧帝国大学の7つの大学の運動部が各種目ごとに順位を決め、大学単位で総合順位を競い合う七大戦。毎年、各部活が優勝を目指してこの日のために練習に励む。
本記事では、北海道大学水泳部・白熊会の、七大戦に向けた練習風景や熱い想いを取材した。「泳泳打破」をスローガンに、ひたすら泳いで緊張にもライバルにも打ち勝とうと意気込む部員たち。彼らが七大戦にかけた想い、そして同じ目標に向かって仲間と共に取り組む青春の日々を、記事を通して感じてみてほしい。
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1/4 肩書や経歴に囚われず、自分色に輝いて―学歴の暴力・らむむらむさん【北大人に聞く 第11回】(執筆:品村)

学歴や経歴は、ときに人の可能性を広げる一方で、選択を縛るものにもなりうる。本記事は、「北大卒」という肩書に向き合いながら自分の意思でアイドルと本業の両立を選んだ「らむむらむ」さんの歩みを描く。高学歴だからこそ向けられる視線への違和感や葛藤は、多くの北大生にとって共感できるものだろう。肩書に囚われず、自分で選んだ道を正解にしていく姿勢は、進路に悩む読者に示唆を与えてくれる。
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1/5 ボールは北海道の空高く 北大ソフトボール部が七大戦に挑む(執筆:安藤)

本記事は、全国七大学総合体育大会に臨む北大ソフトボール部に焦点を当てた取材に基づき執筆されている。早朝からの練習に励む選手たちや試合ごとに生まれるドラマの描写が、チームの姿を立体的に浮き彫りにし、選手一人ひとりの息づかいと七大戦を通じて紡がれるソフトボール部の「物語」をありありと表現している。ぜひこの記事を読んで、北大ソフトボール部の歩みを見届けてほしい。
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