北大、道路補修は3月下旬ごろから 車道を夜間に全面補修 ―東京五輪マラソン

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コースになるメインストリート(2019年8月撮影)

東京五輪マラソンのコースになる本学構内の約2キロの道路の補修について、工事計画の大枠がわかった。大規模な補修を実施し、費用は約8千万円に上る。工事は札幌市に委託する方向で調整が進んでいる。

市によると、雪がとける3月下旬ごろに着工し、5月下旬までに終える計画だ。車道部分を全面的に補修する予定で、大がかりな工事は夜間に道路を封鎖して行うという。時間帯は今後、本学と調整するが一般的には午後10時から午前6時が夜間にあたる。

一度道路表面を削って、その上から舗装する「オーバーレイ工法」を予定する。学外のマラソンコースの品質に合わせるため、一般道路と同様の工法が選択された。

市が積算したところ補修費用は約8千万円。費用は本学の負担で、大学改革支援・学位授与機構からの「施設費交付金」を使う予定という。同交付金は国からの補助金を補完するもの。例年、年度初めに大学が申請するが、今回は来年度の交付金を今年度に前倒して申請し道路補修に充てるという。

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