セコマ、災害時に本学構内の避難所に物資供給へ ―協定締結

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25日に協定の調印式があった。左から本学の笠原正典総長職務代理、セコマの丸谷智保社長(本学提供)

本学とセコマは25日、「災害時における応急生活物資の供給等に関する協定」を結んだ。災害時に本学が独自に設置する避難所などにセコマから食料などを供給できるようになる。セコマが大学と同協定を結ぶのは初めて。

本学では、2018年9月の胆振東部地震の後、会議やアンケートなどで重要課題として災害時の物資の安定供給が挙がっていた。自治体や電力会社などとすでに災害時の物資供給に関する協定を結んでいたセコマからの呼びかけで協定が実現した。

胆振東部地震では、本学の自家発電設備のある体育館を1日間開放し、学生や周辺住民らを受け入れた。従来は水やパン、毛布など3日間分を備蓄していたが、今回の協定により物資が不足した際に飲食料品をはじめ、タオルやティッシュなどの生活物資がセコマから供給可能となる。

本学とセコマは18年4月に地域創生連携協定を結び、同7月にセイコーマート北海道大学店がオープンしている。

胆振東部地震では体育館を開放した(本学提供)

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