卒業生4531人に学位記 卒業式中止で郵送も

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新型コロナウイルスの影響で卒業式が中止されたことを受け、学位記は郵送や窓口などでの個別受け渡し、研究室やグループごとの配布などで卒業生の手に渡った。3月2日、5日または25日付で学士2441人、 修士1687人、専門職77人、博士326人に学位記が授与された。

理学部は3月25・26日の2日間、理学部棟内のロビーで学位記を配布した。学科ごとに配布時間帯の目安を指定し、個別にロビーを訪れた卒業生に対して学位記などの入った紙袋を手渡した=写真。郵送希望者や風邪の症状がある人には、レターパックで学位記を郵送する対応をとった。

理学部の教務担当によれば、新型コロナの感染拡大防止の観点から大人数での集合を避けるため、このような形式となったという。例年は全学の卒業式と同日に理学部大講堂で式典を開き、学位記が学科長から卒業生一人ひとりに手渡される。

理学部地球惑星科学科を卒業した諸我(もろが)俊さんは、卒業式の中止について「少し寂しい。学科や部活の皆で写真撮影などをする機会がなくなった」としつつ、「まずは卒業出来て良かった」と喜ぶ様子も見せた。学生時代はエレガントスキーサークルの活動に打ち込み、「全国大会優勝を目指して努力し、1年間頑張ってきたなと仲間同士でたたえ合ったことが思い出として残っている」と語った。

中国からの留学生の謝秋月(しゃ・しゅうげつ)さんは、理学院で宇宙科学を専攻し修士学位記を受け取った。本学在学中は研究に力を注いだといい、修了後はシステムエンジニアとして働く。「研究開発によって、新しい技術を創り出せたら」と意気込みを見せた。

学位記の配布については、学部ごとに対応が分かれた。理学部のように直接手渡す学部がある一方、法学部は原則郵送とした。

公共政策大学院では、教員から修了生へのメッセージを伝える映像をネット上に公開している。

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