北大版今年の漢字は「無」(2020年)

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揮毫=北海道大学書道部・五十嵐梨紗さん

2020年の「北大版今年の漢字」(本紙主催)は「無」に決まった。考案したのは「あべちゃん」さん。考案理由については「オンライン授業、課外活動の自粛、北大祭の中止など、今まで普通だと思っていた大学生活が崩れ去り、無になってしまったような一年だった」ことと、「無駄な一年ではなかったと信じて一年を締めくくりたい」ことを挙げた。

候補は12月6日まで募集し、4案に絞り込んだあと7日から10日まで本紙ツイッターで投票を行った。投票総数は397票で、「無」は全体の54.4%を獲得。その他の候補では「家」が27%、「制」が11.6%、「新」が7.1%と続いた。

昨年は、金葉祭の中止や中国での本学教員の拘束などがあったことから「脅」が選ばれた。

揮毫(きごう)は本学書道部の五十嵐梨紗さん。

※今年の漢字は日本漢字能力検定協会の登録商標