【第64回北大祭 企画紹介】理学祭

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3年ぶりの対面開催となった第64回北大祭の各祭の1つである理学部主催の理学祭では、数学科・地球惑星科学科・生物科学科・物理学科がそれぞれの専門知識を生かした企画を行う。初心者向けのポスター発表から標本の展示・販売まで自然科学の知識に触れられる催しが行われるほか、太陽の観察やイカの解剖など参加型の企画も用意されている。

企画紹介

数学展(数学科)

数学展では本学数学科の学生がポスター発表を行う。内容は小中学生向けの数学クイズと大学数学で使う記号を説明したものの2種類だ。

展示場所は理学部5号館の304・305教室。

生物学展(生物科学科 生物学)

透明骨格標本の製作途中(理学祭提供)

生物展ではイカの解剖やアクリル樹脂・透明骨格標本の展示および販売、生物展示などが行われる。特に生物展示では、生物科学科の教員所蔵の貴重な標本展示やキンカチョウやジュウシマツ、コモンチョウといったソングバードの生体の展示も予定されている。

またイカの解剖では、実際に本学学生が解剖をしながらイカの体の構造の特徴や他の生物との違いについて説明する。(イカの解剖実験の開始時間は3日の13:00、4・5日の11:00、13:00、15:00)

開催場所は理学部5号館の401・403教室。

アクリル樹脂標本の製作途中(理学祭提供)

地学展(地球惑星科学科)

地学展では地球惑星科学の多岐にわたる分野(化石・岩石・鉱物・天文・地震など)についてのポスター発表や実験を行う。当日はルビーの合成実験や雷の再現実験、太陽の観察などの公開実験を行うので、体験を通して地学の知識を得ることができる。化石のレプリカの制作・販売も行う予定だ。

開催場所は理学部5号館の301・302・201教室。

人口ルビーの合成実験の様子(理学祭提供)
太陽の観測装置(理学祭提供)

物理学展(物理学科)

物理学展ではペットボトルロケットなどの親しみやすい題材の実験からマイスナー効果やピン止め効果といった超電導に関する実験まで多数の実験を計画している。変わり種として、蛍光塗料を使って暗室を装飾する企画もある。

開催場所は理学部5号館の105・106教室。

高分子機能学展(生物科学科 高分子機能学)

高分子機能学展ではポスター展示のほか、巨大シャボン玉づくりや吸水性ポリマーの実験、スライム作りといった「高分子」をキーワードとした公開実験が計画されている。

開催場所は理学部2号館の1階エントランス。

巨大シャボン玉づくりの様子(理学祭提供)

※詳しくは北大祭ホームページの理学祭企画紹介ページをご覧ください。