セイコーマート北海道大学店 オープン 新機軸のコンビニに多方面の期待

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セイコーマート北海道大学店(24時間営業)
緑豊かな構内に溶け込むデザインを採用

セイコーマート北海道大学店が7月24日、本学構内(北11西7)に開店した。当日はセレモニーが開催され、本学の名和豊春総長やセコマの丸谷智保社長が挨拶したほか、開店を待ち望んだ学生らが長蛇の列を作っていた。開店初日に来店した学生からは、「(店内が)広くてきれい」(生命科学院1年の男子学生)、「お酒を扱っていて驚いた」(法学部3年の男子学生)などの声が上がった。

セレモニーでは本学の名和豊春総長とセコマの丸谷智保社長が登壇した。名和総長は「台風で倒れたハルニレを看板に使用するなど北大の歴史が活かされた店舗」と紹介しつつ、当店舗で出来るジンギスカンパーティー(ジンパ)について、「北大の精神であり、実施場所が限られていた中、しっかりと出来る場所が欲しいと丸谷社長に相談し、実現された」と喜びを語った。丸谷社長は「建物や設備、食材までオール北海道。学生や教職員らが自由に集える空間として利用していただきたい」と期待を寄せた。

当店舗は従来のコンビニ店舗と一線を画するデザインやサービスが特徴だ。外観にはセコマの企業カラーのオレンジを使わず、本学の景観に溶け込むようにした。工法には広々とした空間を木造で実現する「Jブリッド工法」を採用。店内は1階にコンビニや情報コーナー、2階には休憩スペースや屋外テラス、キッチンを設ける。屋外テラスでは本学伝統のジンパも楽しめる。

また、省エネにも配慮。発電が効率良く行える「固体酸化物形燃料電池」(SOFC)を導入したほか、ロードヒーティングに人工知能(AI)を搭載した。SOFCは業務用物件として北海道では初導入。発電時の排熱は給湯に利用し、エネルギーを有効活用する。ロードヒーティングでは、AIの画像認識システムで路面状況を確認し、融雪ボイラーの最適な運転を図る。AIシステムは本学の調和系工学研究室(川村秀憲教授)との共同研究。SOFCとロードヒーティングはともに約40%のCO2を削減できるという。

セレモニー後、名和総長と丸谷社長が北大新聞の取材に応じた。

名和総長の話

―開店の率直な感想は

「ついに出来たという感じ。良い研究には良い学生とのふれあいが重要。(ジンパなど)そういった場が必要だった」。

―他に良かった点は

「情報コーナーがあるので、大学としての本学を観光客の方々にも発信していきたい」。

丸谷社長の話

―学生に寄り添ったコンビニとしての意気込みは

「議論しあう校風がある北大には、ジンパ可能な空間が今こそ必要。そういった思いが見える店舗にした。また、24時間営業し、お買い得な商品も多く取り揃えている」。

―一見コンビニとわからない外観については

「そうしてでもキャンパスの雰囲気を壊さず、シンクロナイズしたかった」。

―構内の他店舗(生協等)との差別化は

「それぞれ特徴があり、色々な使い方がある。あまり意識はしていない」。

本学の名和豊春総長(左)とセコマの丸谷智保社長(右)
名和総長は本学・セコマが共同開発したアイスを手にしている(本学広報課提供)
テープカットを行う(左から)土屋ホームの土屋昌三社長、本学の名和豊春総長、セコマの丸谷智保社長、北海道ガスの大槻博社長
1階コンビニ 約3500品目の商品が並ぶ
2階休憩スペース コンセントや電子レンジ、コピー機等も備える
2階テラス 自然に囲まれながら食事等を楽しめ、ジンパも出来る

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