クリスマスといえば【編集部ブログ】

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こんにちは。今年のクリスマスは1人で趣味のお菓子作りに大掃除してレポートを書く… そんなクリぼっちのNNです。さて、今回も食べ物の話です。

クリスマスの食べ物というとみなさん何を思い浮かべるでしょうか。敬虔な仏教家系の我が家ではそもそもクリスマスという概念がないに等しいものですが、私にとってクリスマスの食べ物といえばシュトレンです。クリスマスっぽいことを一切しないにも関わらず12月になると両親は必ずシュトレンを買ってきていましたね。

シュトレンは12世紀に現在のドイツで誕生したそうです。一般的にドレスデン発祥と言われていますが、ドレスデンに伝わったのは早くて13世紀後半ということ、ドレスデンで開催されるクリスマス市でシュトレンとクリスマスの関係が深まったことを考えるとドレスデン発祥とは断言できそうにないですね。ちなみに乳製品をシュトレンに使うことは、当時のカトリックの教義によって禁止されており、「シュトレンにバターを使わせてくれ」とローマ教皇に請願したという逸話もあります。

現在のレシピでは強力粉、薄力粉、イースト菌にラム酒、牛乳、溶かしバターの生地を用意。ラム酒に漬け込んだフルーツを混ぜて発酵させてから焼き上げ、表面にバターを塗り、粉糖をまぶして出来上がりという感じです。バターをふんだんに使うと美味しくなります。案外簡単にできるもので本来結構硬いシュトレンですが、ホームベーカリーを使うとふっくらフワフワのシュトレンもできるそうです。

 

ということで作ってみました。フルーツの漬け込み期間を除けば2時間ほどでできあがります。でも出来立てはあまり美味しくはなかったですね。塗ったバターを吸ってしっとりしたところが食べ時でしょうか。クリスマスにお時間のある方は是非挑戦してみてください。

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