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北大生協でレジ袋有料化 6月から一律5円に

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掲出されるポスター

北大生協は6月からレジ袋の有料化を開始する。2020年度以降に予定されているプラスチック削減戦略の制度化を待たずして有料化に踏み切ることとなった。今回の有料化はコップパンを除く全店舗で実施され、レジ袋の料金は袋のサイズを問わず一律5円。生協店舗では利用者から要望があったときのみレジ袋を提供する対応を行う。また北大生協では、レジ袋販売で得た収益を本学のフロンティア基金(使用用途を環境保全の活動に指定)へ寄付することを検討している。

過去、本学では06年ごろに学生団体が中心となりごみ削減活動を展開。翌年、北大生協でもレジ袋辞退の呼びかけを行った。その結果、10年度には辞退率が 90%近くに達し、90万枚超あった使用枚数は 約18万枚まで削減に成功した。

しかし、活動が下火になることによる利用者の意識低下や、昼ピーク時の混雑対策で生協店舗がレジ袋を利用するという事情もあり、再びレジ袋使用量が増加することとなった。近年でも15 年度に約74万枚、16 年度には約84万枚、17 年度には約91万枚と増加の一途を辿り、辞退率も60%を割っている。レジ袋利用増加に伴い18年度の仕入れ値も10年度の8倍近くに膨れ上がった。

そんな中、近年になってプラスチックによる海洋汚染の問題が顕在化したことや、20カ国・地域(G20)首脳会議が今年は日本で開催されるなど環境に対する意識が向上している現状を見つめ、レジ袋の有料化に舵を切った。当面の目標は「2020年までにレジ袋辞退率90%」。

ただ、「レジ袋有料化は環境対策のスタートであって、ゴールではない」(北大生協環境課題推進担当の軸丸さん)という。今後もフードロス問題や弁当ごみなどのプラ容器削減をはじめとする課題に向きあっていく。

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