世界史・日本史で出題ミス -北大入試前期

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本学は4日、一般選抜前期日程の世界史と日本史のそれぞれ1つの設問に不備があったと発表した。該当の設問では、受験者全員を正解したと扱う措置をとる。

世界史では、大問1の問7で解答するにあたり判断に迷う点があった。問題は中国史で「江蘇省無鍚を拠点として、張居正の改革に反対したグループ」を問うものだったが、「江蘇省を拠点としたのは張居正が亡くなってから20年後で、時系列の混乱を招く可能性がある」という。

日本史では、大問2の問1に誤記があった。世界史の出題の不備は本学の採点責任者が発見。日本史の誤記は予備校から問い合わせがあり、出題責任者が確認した。

2月25日の一般選抜前期日程では、世界史を240人、日本史を247人が受験した。