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北大、札幌・函館両キャンパスで食料支援実施

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食料を受け取る学生(6月25日、クラーク会館にて)※画像の一部を加工しています

本学は札幌・函館の両キャンパスで6月、困窮した学生へ向けた食料支援を行った。支援の対象となったのは、2つのキャンパスで合わせて1200人。米や缶詰、カップ麺など2000円相当の食料が支給された。

食料支援は函館で5日、札幌で25日に行われた。函館では申し込みの先着200人が受給者に選出された一方で、札幌ではおよそ1700人の申し込みの中から抽選で1000人が選ばれた。本学学生支援課は、札幌キャンパスでの受給者を先着1000人としなかった理由について、食料支援を必要としている学生がどの程度いるのか確認できるようにし「学生の食料困窮度をはかり、今後の学生支援に活かすため」と話す。

函館キャンパス実施分で支給された食料(本学函館キャンパス提供)

本学では、今年2月にも連合北海道などが主催する学生への食料支援事業が行われた。その際、申し込みが殺到。募集開始の翌日には上限の1000人に達し、新型コロナの影響で生活が困窮している学生が多数いることが明らかになった。同課によれば、このことが今回の食料支援のきっかけの一つになったという。さらに、学生らから「アルバイト収入が減少し、生活費が少なくなっている」等の声を多く聞くようになったことも実施理由となった。

札幌キャンパス実施当日の25日、食料を受け取った農学部3年の小林志織さんは「今回の配布は大学からのメールで知った。コロナ禍でバイトも減ってしまったのでとても嬉しい」と話した。今回の食料支援を通じて同課は、申し込みと同時に行ったアンケートで要望を多く受け取ったとし「今後の学生支援に活かすことができればよい」と述べた。また、今後のコロナ禍における学生支援については「感染状況などの社会情勢や学生の状況を鑑みて検討する」との考えを示した。

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