サークル寄稿企画 北大サークルラボ 【第2回】北大お天気愛好会
今年の夏は、とても暑い日が続いたと思ったら急に寒くなるなど、うんざりさせられる天気でしたね。ですがそれも落ち着き、日に日に秋の気配も感じられるようになってきました。
さて、「秋の空は高い」とよく言われますが、これは高いところにある雲が目立つようになるからです。今回は、秋によく見られる雲を3つ紹介します。
秋を象徴する雲の1つ目は巻雲(けんうん)。はけで描いたような薄い筋状の雲で、空の最も高いところにできます。温暖前線や低気圧が近づいているとき初めに現れる雲で、出てもしばらくは晴天が続きます。
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2つ目は巻積雲(けんせきうん)です。「うろこ雲」「いわし雲」とも呼ばれる小さな雲の集まりです。これは雲の上面が放射冷却で冷やされる一方、下面が暖められることで対流が起こり発生します。この雲が現れると天気が下り坂になります。
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最後に高積雲(こうせきうん)を紹介します。巻積雲よりも一つ一つの雲が大きく、太陽の光を通しません。いわゆる「ひつじ雲」です。でき方は巻積雲と同じで、より低いところにできます。巻積雲と同様に、天気が悪くなるサインです。
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時々刻々と移り変わる空は、思いがけないような美しい姿を見せてくれます。みなさんもぜひ空を見上げてみてください。きっと面白さや美しさに惹かれることでしょう。HP、Twitter、Instagram にもきれいな写真がたくさんあるので、ぜひ見に来てください!