サークル寄稿企画 北大サークルラボ 【第3回】ほくだい畑

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2022年スイカ栽培記録

ほくだい畑では、例年の通りスイカ栽培に挑戦し今年は大玉スイカの「タヒチ」を3株、小玉スイカの「紅こだま」を2株栽培しました。この記事では去年スイカを栽培した時の様子をお伝えしたいと思います。

4月の中旬に種をまき、芽吹いた苗は保温と防虫のためサークルのビニールハウスの中で育てました。また、ほくだい畑では有機農法を用いて作物を育てているため、スイカを植える畑には鶏ふんや油かすを事前にすき込んでおき、黒マルチを張ったうねに順調に育った苗を定植しました。ただ、タヒチのつるは地面に這わせる一般的な栽培で育てることにし、紅こだまは支柱を矢倉状に立て、立体栽培をすることにしました。また、キュウリやスイカなどで発生し、全体が枯れてしまう「つる割病」予防のために、コンパニオンプランツとしてコネギをそばに植えました。

スイカの苗
スイカの苗のそばに植えられたコネギ

その後の生育は、夜間の冷え込みから苗を守るため、タヒチはビニールで保温していましたが、管理は中々手間がかかり生育は当初のスケジュールから遅れてしまいました。ただ、全株無事に成長して、紅こだまは8月上旬から収穫が始まり、大玉のタヒチの方は9月の初めあたりから収穫が始まりました。ですが残念なことに、カラスに実の半数ぐらいを食べられてしまい、非常に悔しい思いをしました。来年以降は防鳥対策を強化していきたいと考えています。

収穫した紅こだま

【サークル紹介】

本学札幌キャンパス内の畑での活動の様子

ほくだい畑

北大構内に畑を持つ、唯一の農業系サークルで、部員の数は 111 人。活動日は月・水・金曜日。詳しい情報は公式Twitter の @HU_farm_club まで。