【北大新聞おすすめ】 9・10日開催 第60回北水祭の魅力に迫る!

Pocket

第60回北水祭が9・10日、本学函館キャンパスで対面開催される。北水祭が開催されるのは3年ぶりだが、恒例のマグロ丼販売に加え函館のご当地ヒーローである「函館鮮士 イカダベッサー」のステージショーなど新企画もめじろ押しだ。また、今回の北水祭には本学水産学部以外に、北海道教育大函館校や公立はこだて未来大の団体も参加する。新たな試みも多い、第60回北水祭の魅力について調べてみた。

第57回北水祭の様子(2019年10月14日)

祭りの主な企画

祭りの企画は有志によるステージ発表・模擬店・展示の3種に大別でき、いずれも近隣の大学や地元の団体とコラボした企画が多い。

ステージ企画には北海道大学水産学部交響楽団による演奏や越後ゆりさん(水産学部修士2年)のライブなど、本学水産学部の学生によるパフォーマンスの他、「Tom Wanda」(道教大函館校)によるDJイベントなど学外の団体による企画もある。特に越後さんは個人の公演に加え、教育大の学生らによるバンド「3buddies」のボーカルとしても登場する点は目が離せない。

模擬店企画には水産学部の各学科が参加し、増殖生命科学科は五平餅、資源機能化学科は「二郎系焼きそば」、海洋資源科学科は「ロシアンたこ焼き」、海洋生物科学科はたい焼きを販売する予定だ。また函館のボランティア団体「函館てらこや」とげんきファーム(函館市陣川町)は、地元産の野菜と自ら栽培したジャガイモを使ったフライドポテトを販売する。

展示企画には、本学水産学部が水産科学研究院の海と生き物を学べるオンライン教育システム「LASBOS」の紹介展示を行う他、北海道大学鯨類研究会などが参加する。北大鯨研は骨格標本の展示や恒例の鯨の缶詰の販売を行う予定で、クジラの魅力を余すところなく知ることができる。

また、函館市のご当地ヒーローである「函館鮮士 イカダベッサー」のヒーローショーもおすすめ。シラバスを書き換えて北大生のやる気を奪う怪人にイカダベッサーが立ち向かうというストーリーは、今回の祭りのために書き下ろされたもの。水産学部の練習船「おしょろ丸」をモチーフにした怪人が登場するのも目が離せない。

実行委員会は恒例のマグロ丼販売に加え新企画も

北水祭実行委員会はマグロ丼の販売や研究室ツアー、魚のマネコンテストなどを行う。特にマグロ丼販売は毎回好評で、今年も松前産のマグロをなんと500円で提供する。1日200食限定のため、早めの購入がおすすめだ。

新企画の「魚のマネコンテスト」は、2人のチームを作り一人は海の生き物のまねをして、もう一人は何のまねをしているかを当てるというゲーム。優勝チームには津軽海峡フェリーの乗車券(1往復2人分)が贈呈される。審査員としてイカダベッサーが参加するそうだ。

北水祭名物のマグロ丼(実行委員会提供)

祭りのコロナ感染対策

新型コロナウイルス対策として入場の際に検温と代表者の記名に加え、長時間の滞在を希望する来場者は2時間ごとに再入場することが求められる。また飲食は決められたイートインスペースのみで許可されており、食べ歩きは禁止されている。

実行委員長の西尾太志さん(水産学部4年)のコメント

今年の北水祭のテーマである「彩会 ~Yah!Power!!~」にも表れているように、3年ぶりの祭りの“再開”なので、人々が“再会”する場になれたら良いなと思っています。また「Yah!Power!!」には長い間、祭りを行えなくてたまっていた鬱憤(うっぷん)を晴らしたいという思いを込めました。北大祭に比べ小規模ですが、地元の方々と協力して祭りを作り上げてきたので、水産学部への移行を控えた1・2年生にもぜひ北水祭について知ってもらえたらなと考えています。

※第60回北水祭についての詳細は公式ホームページhttps://hokusuifes.wixsite.com/hokusui-hpでお確かめください。