「あとは祈るしかない」北大受験生、サクラサクか―令和6年度前期試験行われる―

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25・26日、令和6年度一般選抜前期日程が行われた。

本学の前期日程の志願者数は、募集人員1979名に対し5196名で、倍率が2.6倍であった。昨年度の2.8倍から、やや減少した。

試験会場となった農学部棟(25日撮影)

本学キャンパスのメインストリート沿いには、受験生を応援する雪だるまが立ち並んだ。一人でも多くの受験生が実力を発揮できたことを祈る。

一年間の浪人生活を経て今回総合入試理系に挑んだ愛知県出身の受験生は、「模試でA判定を常時とれるほどの学力は身についていたが、物理の難化で不安な気持ちも残る。それでもあとは祈るしかない」と話した。合格に期待が膨らむ。

合格発表は、3月6日の午前9時に本学公式サイト上で行われる予定だ。なお、本学キャンパス内での掲示板による合格者の発表は行われない。(取材・撮影:高野 執筆:品村)

雪の降り積もる正門(25日撮影)。この門をくぐり、受験生は試験に挑む上での覚悟を固めたことだろう