学生記者VS北大入試、代表が現代文に大苦戦…?【2024年度国語第1問】

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みなさんこんにちは、4月号の紙面発行の準備に追われて冬休みに全く休めていない田村です。布団から脱出できないせいで編集の時間がなかなかとれない、ってのは忙しいうちに入れておきましょう。

一昨日、ついに前期試験の合格者が発表されました。合格者の皆さん、北大へようこそ。今年の受験生がどんなの解いたか気になる、ってことで編集会議でも「解いてみた」企画が出たんですが、意外と部内で挑戦者が見つからないせいでなぜか3年生の僕が解くことに(いや、ブランクしかないのよ)。入試の時の選択科目が物理化学だった現役医学部生が生物で3点、とか絶対面白いけど本人の強い意志で却下されました。

さて、どの科目を解こうか。「IELTSのバンドスコア6.5持ってるから英語には自信があります」とかやっても今一つ面白くないんですねこれ(しかも6.5って英検だと「準1級」レベルです、なんか微妙)。「3年生でも数学は全問完答できました」とか言われても、ねぇ。問題を見ても半分くらい答えが出そうで出てこなかった日本史は論外だよな、と諦めかけたその時、妙案が。そうだ、僕って学生記者だった。

ということで、今回は学生記者、いや歴史ある北大新聞を背負って立つ代表としての意地とプライドをかけて「現代文」にチャレンジしていこうと思います。書く側の僕が文章を正しく読めないなんて、そんなはずはないもんね。

おことわり

威勢のいいことを書いてしまいましたが、僕はただの「学生」です。受験のプロではありません。次ページからは解説「っぽい」説明と解答「案」が始まりますが、来年以降に北大を受験する皆さんはあくまで自己責任で参考程度にお読みください。

それから、権利関係の問題もあるのでこのサイトには問題文・設問自体は載せていません。解説だけ読んでも話が分かるように努力はしたつもりですが、問題をまだ見ていない皆さんは別サイトに掲載されている問題文を読んで(設問を解いて)から次のページへ進むといいかもしれません。「〇ページ〇行目」はリンク先の掲載に準じます。

ちなみに、各予備校(順不同)の解答速報はこちらから。こっちは本物の解答「例」です。
河合塾の解答速報
駿台の解答速報
代々木ゼミナールの解答速報

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