学生記者VS北大入試、代表が現代文に大苦戦…?【2024年度国語第1問】

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第1問(5)

なんやかんやで、最終問題。よくみたら後ろに傍線がないので、最後だけは設問からみることにします。ゾンビ作品が流行する理由について筆者の意見をまとめてね、って問題でした。「文章全体の論旨を踏まえて」説明してって言われてるので、文章を読み切ってから使えそうな部分を改めて読んでいこうと思います。

長かった本文もあと4行、早速1文目から脈ありです。「これは、ゾンビの流行を考える上で、重要な示唆を与えてくれます」とのことで、解答を考える上でも重要な示唆を与えてくれました。

引用した文は段落の頭に置いてあるので、「これ」ってのはもちろんミラーニューロンのくだりです。さっき確認した通り、ミラーニューロン(僕らの頭、って一般化してもいいかもしれません)は自分の身体にも他者の身体にも「同じように」反応します。じゃあこのことからどんな「示唆」がもらえるの、って思ったら次の文に書いてありました。ゾンビ作品の「観客」は「ゾンビの身体」と無意識に身体イメージにおいて「同一化」(「他者」である「ゾンビの身体」がこれまでの「自己」の身体イメージに組み込まれて観客にとっての新しい1つの身体イメージができるってことですね、何言ってるかわかんなかったら(3)(4)の解説を読み直してみてください)してるっぽいんだそうです。

そして、同一化しているとすれば。「映画の観客やゲームのプレイヤーの身体と、作中のゾンビの身体とが、相互作用を起こし」って問題文が続くんですが、ちょっと待ってちょっと待ってストップ。なんなのさ「相互作用」って。いきなりなんだよ、と言いたいところをひとまず我慢して1文を最後まで読みます、続きをどうぞ。「身体イメージの次元において、「虚構/現実」を流動的に往復する体験が起きているのではないでしょうか?」ですって。流動的に往復?なにそれおいしいの?っていうか「同一化」したんじゃなかったの?なんで勝手に「往復」してんのさ。

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