森と人とをつなぐ場所~北大狩猟同好会カリブ~

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 普段直接目にする機会が少ないであろう「鹿肉」と「鹿の角」を楽しむことができる場が北大祭で提供される。北海道大学狩猟同好会カリブ(以下、狩猟同好会)は昨年に引き続き北大祭に出店し、鹿肉ソーセージを用いたホットドッグと鹿の角を販売する。

 狩猟同好会は2019年に設立されたサークルである。主な活動は2つある。1つは毎週水曜日に行われる例会。もう1つは他の団体と協力して行う鹿の捕獲や解体、アライグマの駆除といった直接狩猟に関わる活動だ。今回は北大祭に向けた準備について代表の齋藤大泰(ひろやす)さん(文学部3年)と会計兼楡陵祭責任者の小川柊(しゅう)さん(文学部3年)に話を聞いた。

北大祭に向けた例会の様子
鹿を捕獲する準備を進める狩猟同好会

 2人によると、鹿肉は「タンパク質、鉄分、ビタミンBが豊富なうえ、低脂質、低カロリーであるためとても健康的」な食材であるようだ。「肉の臭みが気になっている人もいるかもしれないが、実際はあまりクセのない味」と小川さん。ホットドッグの味に関しては昨年も販売した「ノーマル」「ピリ辛」の2種類に加え、今年から新しく「ギョウジャニンニク」を追加する。ギョウジャニンニクは北海道で人気の山菜の1つである。齋藤さんは「ギョウジャニンニクのネギとニンニクの間のような味が、鹿肉によく合う」と語る。食べたことがない人はぜひ食べてみてほしい。

販売するホットドッグ

 ホットドッグとともに、鹿の角とそれを加工したアクセサリーも販売する。販売する鹿の角は実際に森で拾い集めたものだという。状態の良いものはそのまま、欠けている部分があるものは輪切りにするなどの加工を行いアクセサリーとして販売する。齋藤さんは「このクラフトにもかなり本格的に取り組んでいる。期待してほしい」と話した。

去年販売したアクセサリー

 「この北大祭を通じて、狩猟同好会の活動について知ってほしい。さらに、有害獣の駆除という活動の理解を深めるきっかけにしてほしい」と2人は意気込む。今後は従来の活動のなかでも、直接狩猟に関わる、狩猟同好会の名にふさわしい活動を増やすことを考えているそうだ。

 狩猟同好会は北大祭期間中、文系棟前に店を構える。ぜひ訪れて豊かな森からのプレゼントを満喫してほしい。

(取材・執筆:和田 写真提供:狩猟同好会)