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【独自】北大に感染症研究所 4月設置、センターを改組 —新型コロナ

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人獣共通感染症リサーチセンターを人獣共通感染症国際共同研究所にする

本学が2021年4月に「人獣共通感染症国際共同研究所」を設置する方針を決めたことが、本学への取材でわかった。本学北キャンパスにある人獣共通感染症リサーチセンターを改組して設置する。研究所化により意思決定が機動的にできるようになったり、国際分野など「部門」を約2倍に拡充したりするほか、新型コロナウイルス研究も進めていく。

本学では低温科学研究所などに続き、5カ所目の研究所となる。研究所は意思決定をする「教授会」を単独で組織でき、感染症対策に重要な機動的で明確な責任を持った決定ができるようになるという。これまでは約半数が情報科学研究院など他部局所属の教員で構成された「協議員会」が同センターに組織されていたが、日程調整が難しく重要事項の審議に時間がかかるなどの課題があった。

「国際疫学部門」など現在7つある部門を獣医学研究院の教員が兼務するものを含め約2倍の16に増やす。いまはアフリカのザンビアに本学の拠点があるが、「国際展開推進部門」を設け、連携する国内大学の拠点がある中国やタイ、ベトナムでの共同研究も進める。

新型コロナウイルス研究では治療薬の開発などに取り組んでいる。今年度中にはウイルスなどを超微細に構造解析できる「クライオ電子顕微鏡」を薬学研究院と共同で導入。これに対応する「病原体構造解析部門」を新たに設け、新型コロナ研究も進めていく。

本学は感染症研究に力を入れており、東京大、大阪大、長崎大と「感染症研究教育拠点連合」を形成している。同センターは世界保健機関(WHO)が「人獣共通感染症対策研究協力センター」に指定している。

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