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文学部進級後の学生生活を紹介 ―「北大文学部オンライン座談会」開催

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文学部への進級を控えた1年生に進級後の学生生活をイメージしてもらうオンラインイベント「北大文学部オンライン座談会」が8日、開催された。同イベントは文学院の院生らが主催。ビデオ会議システム「Zoom」上で行われ、およそ30人の1年生らが参加した。

文学部の学生は2年生への進級時に、専門分野ごとの研究室へ配属される。イベントでは、西洋史学研究室や芸術学研究室など、それぞれ異なる研究室に所属する学生ら5人がパネリストとして登壇。これまでも研究室ごとの説明会は公式に開催されていたが、一度に複数の研究室を比較したいというニーズに応えた。

パネリストの学生が紹介した時間割

パネリストの学生らは自身の時間割や履修した授業内容などを紹介したほか、研究や留学、普段の生活などに関する1年生からの質問に回答。言語科学研究室4年の中野梨沙さんは自身の時間割表を見せながら、関心を持った授業や、授業の選び方、教職課程の履修経験などについて話した。また、日本古典文化論研究室3年の熊谷朱莉(あかり)さんは「研究室は変えるチャンスもある。気構えず、自分の研究したい分野に進んでほしい」とエールを送った。

参加した1年生を対象にアンケートも実施。「2年生以降どうなるのかイメージが全くわかなかったが、少しイメージすることができるようになった」などの声が寄せられたという。主催者の一人、文学院修士1年の小林拓夢(ひろむ)さんは「30人も集まったことに驚き、嬉しかった。それだけ皆が悩みを持っているということが分かった」と話した。

同イベントの呼びかけ人は小林さん。新型コロナウイルス禍でなかなか通学できない学部1年生が多いなかで、学生間でのコミュニケーションの場を設けたいと考えたことが開催のきっかけだという。自主ゼミ(学生らの自主的な勉強会)を通して知り合った同院の仲間らに呼びかけて企画し、後輩らにパネリストとしての参加を依頼することで実現に至った。企画者の一人、同院の高橋陸拓(りくひろ)さんは「先輩の話を聞くだけでも視野が広がる。他の学部の人たちにも、このような場を作っていってほしい」と話した。

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