北大、レベル2を5月上旬まで維持 課外活動の規制は緩和 ―新型コロナの行動指針

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本学は11日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議(本部長=宝金清博総長)を開き、大学の行動指針(BCP)について、2番目に制限が強いレベル2を5月上旬まで維持することを決めた。一方、BCPを見直し、学生の課外活動の規制は緩和する。

本学はこれまで、BCPのレベル2を今年度中は維持するとしていたが、①本学構成員の感染者が一定数発生し下げ止まりとなっている②3、4月は人の移動などが増え感染リスク高まる――ため、5月上旬まで延長する。5月に道の要請や本学の感染状況などを踏まえ、レベルの引き下げを判断する予定という。

一方、BCPの内容を一部見直し11日から運用する。BCPのレベル2下の学生の課外活動について、道独自の警戒ステージが北海道と札幌市の両方でステージ3以下の場合は、感染防止に最大限配慮し活動内容を制限した上で許可する。道の警戒ステージは11日現在、ステージ3だ。

また、「レベル2における基本的行動及び各行動の運用・詳細」も見直し、対面授業の実施をめぐって、感染対策を十分に講じているかを判断するのは部局長だと明確化した。