金葉祭と北大マルシェが共同で開発 マロンジェラートのお味は?

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北大金葉祭(こんようさい)と本学構内にあるカフェ「北大マルシェ」は、昨秋に引き続き共同でコラボ商品を開発。2022年は和栗をふんだんに用いたマロンジェラートで、11月2日から同カフェで販売を開始し、売れ行きは好評だ。販売期間は和栗が旬の12月末頃まで。

左からマロンジェラートと北大牛乳(税込み550円)

コラボは、新型コロナウイルス流行によって金葉祭がオンライン開催を余儀なくされたことがきっかけ。数万人が本学に訪れる金葉祭の文化の灯を絶やさないために、同祭実行委員会が「コラボ商品を作ったらどうか」と北大マルシェに打診したのが始まりだという。

21年は、かぼちゃのジェラート・さつまいものジェラート・ほうじ茶ラテの3品を開発し、大変評判が良かった。「今年も引き続きコラボして、何かできたらいいなと思った」と同祭実行委員の村上夏海さん(教育学部2年)と杉本陽菜さん(総合教育部 理系1年)は話す。

今年の新商品の開発は、北大マルシェにある商品のアレンジ案を考えることから始まったという。「秋から冬までの限定販売なので、季節感を感じられる商品が作りたかった」と村上さん。

(左から)杉本さんと村上さん

マロンジェラートを実際に試作したのは、北大マルシェ店長の宮脇崇文さん。単に業務用の栗ペーストを使うのではなく、一度栗をジャムにしてからジェラートに加えることで、栗本来の風味が生かせたという。

マロンジェラートのお味は?

記者も実際に食べてみた。滑らかな舌触りとともに、和栗の上品な香りが口いっぱいに広がった。また栗の塊が良いアクセントになっており、食べていて楽しい。今年のみの販売なので、早めに堪能することをおすすめする。