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北大生協、経常赤字3億円超見通し 今期、過去最大 —新型コロナ

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北大生協は今期3億円超の経常赤字になるとの見通しを示した

北大生協は、2021年2月期(20年3月~21年2月)の経常損益(経常剰余金)が3憶1700万円の赤字(前期は3386万円の赤字)になるとの見通しを同生協の機関誌で明らかにした。経常赤字額として過去最大という。現在も短縮営業などでコスト削減を続けており、状況が好転しなければ21年度は一部店舗の閉店などのリストラも検討する。

見通しは8月終了時点で算出した。経常赤字は、新型コロナウイルスの影響を反映していない当初予測(2100万円)から大幅に膨らむ予想。前期比でも経常赤字額は約9倍の規模になる見通しだ。

売上高にあたる供給高は前期比約4割減の26億4600万円に落ち込むと見込む。新型コロナの影響で学内人口が減り、特に食堂や購買での食関係の利用がふるわないほか、旅行部門が低迷している。9月に関しては、自動車免許や情報機器商品の利用が増え、購買部門は供給(売上)目標を達成したという。

客数減少を受け、北大生協では短縮営業を続けるなどしてコスト削減に取り組んでいる。ただ、損益が好転しない場合、21年度には不採算事業の縮小や撤退、不採算店舗の閉店といったリストラも検討していく。同生協の小助川誠専務理事は「下期の動向を分析して、理事会で議論のうえ決めることになる」と説明する。

また、北大生協では不測の事態に備え、国などの新型コロナ支援制度を活用して資金調達した。

さらに、生協への新規加入や教職員の組合員に対して増資を呼び掛けている。

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