現メンバーと編集部との「出会い」を大解剖 【インスタント説明会・Vol.13】

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皆様こんにちは、編集部TSです。オンライン等で新歓に本格的に取り組むことも視野に入ってまいりましたので、今回からこのインスタント説明会では編集部の組織や人についてフォーカスしていきます。もし興味をお持ちの新入生の方がいらっしゃれば(いらっしゃることを願っています)、組織や雰囲気という観点からも編集部をご理解いただき、ご自身とマッチしているかどうかぜひ参考になさってみてください。そんな編集部の「人・組織編」初回は、現メンバーが編集部に加わることになった経緯や第一印象についてメンバーへの聞き取りをもとに紐解いていきます。

新聞に関心を持った学生だけが集まっているわけではありません

まずはメンバーが編集部にやってきた経緯から紹介します。

「大学の情報を発信するメディアに関心があり、『北大 新聞』で検索したところヒットして説明会に参加した」

これが最も予想しやすいパターンでしょう。こちらのメンバーはやりたいことと編集部の活動がほぼピタリとハマったようです。もし私が新入生の時に北大新聞が存在していたならば、私も同じような道を辿ったのだろうと想像します(その後で一員になったかどうかは分かりません)。しかし、検索するまで編集部の存在は知らなかったとのこと。入学して間もない新入生に存在を知ってもらうことは難しいことを改めて思い知らされます。

「文章が好きで、居場所になる文化系サークルを探していた」

関心を持っていた対象や角度は若干異なりますが、「文章」「文化系サークル」という点ではこちらも決して珍しくはないパターンと言えるでしょう。きちんと居場所になっていることを願うばかりです。なお、文章については新聞=書くというイメージが先行することと思いますが、記事の推敲などで読む場面も相当程度に出てきます。文学的な文章は基本的に扱いませんが、読む・書く両方の需要を満たせる活動内容です。

またこちらのコメントに関連して、編集部自体について補足させていただきます。編集部は名前の上では「部」を名乗っていますが、これは部活動を意味するものではありません(「部活動ではないのですか?」との質問をお受けすることは確かにあります)。文化系の団体では運動系の団体ほど部活とサークルの区別ははっきりしていないかもしれませんが、編集部は定義上はサークルと位置づけられています。

「部」を名乗っておいて矛盾かもしれませんが、いわゆる「新聞部」のイメージをマイルドにしたいということは常日頃意識しています。連日連夜会議を開いて他のものを犠牲にしながら活動するということは私たちも望んでいません。最低限の機能は果たしつつも、気軽に参画できる学生メディアを目指しています。実際のところ活動頻度は基本的に週1回+α(取材など)に収まっており、一般的に考えられている学生新聞メディアのイメージよりは負担軽めと言ってよいかと思います。前提知識や技能も特には必要としていません(現メンバーのほとんどが学生記者未経験の状態で活動をスタートしました)。

記事からは読み取れない意外な第一印象?

次に、編集部の第一印象を聞いてみました。記事などで表面的には感じることのできないコメントが目立ったように思います。

「こぢんまりとしたサークルだという感じ。ホームページの規模からしてもっと大きなサークルだと思っていました」

嬉しいような、悲しいようなコメントです。小規模ながらも各人が相応のアウトプットをできており、それなりの規模感を体現できているのならばそれは誇りに思えます。しかし、サークル活動を通して多くの学生との交流を期待していたのならば、その期待に応えられている自信は現時点ではありません。

ただ、編集部の活動では他の学生団体に取材したり、時には共同で企画を実施したりすることもあるため団体の構成員以外の学生と関わる機会は少なくありません。団体として人数を増やすことは常々課題ではありますが、少人数で動いている割に多くの学生と接点を持てることは強調したい点です。

「雰囲気が暖かい」

こちらは読んで安心したコメントの1つです。取材や情報発信の過程で難しさを感じたり、悩んだりすることがあるかもしれないとの問題意識はあったため、メンバー1人ひとりへのケアは発足以来意識してきました。また「誰かの役に立ちたい」という意識を持って活動にあたっているメンバーが多いのも確かだと思います。活動する一員としても、情報の発信者としても、温かみをより感じられる組織運営を目指していきたいところです。

さて、今回は編集部の現メンバーが編集部にやってきた経緯や、編集部に接してみての第一印象を聞き取りをもとにご紹介してきました。早くも意外性を感じていただけたのならば、筆者としては喜ばしい限りです。次回以降も編集部の横顔を余すことなくお伝えできればと思っています。次回もどうぞご期待ください!