【第64回北大祭】和楽器の演奏に挑戦 会員による演奏会も ―北大邦楽研究会

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演奏体験の様子

高等教育推進機構E219教室では北大邦楽研究会が「お休み処 ~かざぐるま~」と題し、和風に飾り付けた室内で和楽器のミニ演奏会・演奏体験を行った。演奏会では会員が箏(こと)、三絃(さんげん)、尺八の演奏を披露。演奏体験では来場者が会員の手助けを受けながら和楽器を演奏した。

箏の演奏を体験した20代男性は「箏を弾くのは中学校の音楽の授業以来だった。『さくらさくら』を演奏した。難しかったが、体験できて嬉しかった」と感想を語った。

運営を務めた林夏夢(かのん)さん(医学部3年)は出展の理由について「来場者の方に日本の伝統楽器に触れてもらえたらと思った」と話した。新型コロナウイルス感染症を考慮して普段の練習は楽器パートごとに分かれて行っていたため、北大祭は会員同士が関わるきっかけにもなったという。

なお、同会は近日中に新人演奏会、定期演奏会を実施予定。会員は20人ほどで随時募集中。

演奏体験をする参加者