【第64回北大祭】北大祭テーマソングを披露 サークルの壁越えて協力 

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NMPASSによる北大祭テーマソングの演奏

2日間のステージの最後は、北大DTM作曲サークルNMPASS(ニャンパス)による第64回北大祭公式テーマソング「Re:START(リスタート)」の生演奏で締めくくられた。演奏を聴いた女性は「いい曲だった。対面でのステージが開催されてうれしい」と感想を話した。

作曲者の森田大史(だいし)さん(文学部3年)はステージ上で「高校生のときには華々しい大学生活を思い描いていたが、入学してみるとそううまくはいかなかった。ただ最近になってそういった”陳腐”な大学生活も良いと思えるようになった。この曲もそんな大学生活を愛せるようにつくった」と作曲の思いを語った。ボーカルの八重樫花菜有(かなう)さん(藤女子大学文学部2年)は「バンド経験はなかったが、今回の演奏で自分たちで作った曲を皆で演奏することの楽しさ、面白さに気づくことができた。やり切ったと思う」と笑顔で話した。

テーマソングは第63回から制作が始まった。第63回は北大祭事務局が制作したが、今回は様々な団体が制作に携わった。楽曲制作チーム代表の前津瑳佑(さすけ)さん(文学部2年)は「今年は去年よりもグレードアップしたものが作りたいと思い、他の団体の方にお願いをした」と話した。作詞は前津さんが、作曲・演奏は北大DTM作曲サークルNMPASSが行い、楽曲のアートワークは北大美術部 黒百合会が制作した。「走って疲れて それでも進んで 見上げた空に輝く夕日は いつかの涙も温かく包んでく(Re:START歌詞より)」など、3年ぶりに”RESTART”した北大祭を象徴する曲となった。

※第64回北大祭公式テーマソング「Re:START」は動画サイトユーチューブの北大祭事務局のチャンネル(https://www.youtube.com/watch?v=xGwoYOW5kDI )で視聴できます。