150周年祝し乾杯! 学生・卒業生ら131人が「ジンパ」で交流
北大の創基150周年を記念したジンギスカンパーティー(以下、ジンパ)が9月27日、サッポロビール園ポプラ館(札幌市東区)にて開催された。北大の学生や卒業生ら131人が集まり、ジンギスカンを囲みながら交流を深めた。ジンパでは、学生団体による活動発表や演奏発表なども行われ、最後は参加者全員で「都ぞ弥生」を斉唱。世代や所属を越えた北大の関係者が一堂に会し、創基150周年に祝杯を上げた。

「北大の仲間」が集う場に
今回のジンパを企画したのは、同窓会有志による「北大150年を言祝(ことほ)ぐジンパ実行委員会」。実行委員会は、創基150周年を「北海道大学を築き、支えてきた多くの方々の歩みに感謝する節目」と捉える。同時に、これまでの歩みを振り返るとともに、これからの北大について語り合える場をつくりたいと考え、開催に至った。
ジンパという形式を選んだ背景には、現在も続く北大の学生文化がある。実行委員会は「私たちの時代には、中央ローンやあちこちで、思い立ったらジンパでした」と振り返る。式典のように話を聞くだけでなく、学生も卒業生も元教職員も一緒に食べ、話し、笑い合える形が、今回目指す交流の場に合っていると考えた。
学生による活動紹介や演奏も
午後1時半、実行委員長を務める越智文雄氏(1980年・法学部卒)による挨拶で開会。越智氏は、ジンパが参加者同士の楽しい交流の場となることに期待を寄せた。
続いて、参議院議員の舟山康江氏(1990年・農学部卒)による挨拶の後、吉川実氏(1979年・工学部卒)による乾杯の声で、参加者はジンギスカンを囲みジンパが始まった。
会の途中には、北大にゆかりのある人々からのビデオメッセージも上映。秋元克広・札幌市長(1979年・法学部卒)や、北海道文化放送(UHB)の番組「みんテレ」に出演する菅井貴子氏(2013年・教育学院卒)らがメッセージを寄せた。
さらに、学生団体による活動発表が行われた。人力飛行機サークルNorthern Wings、北大新聞、霜星寮の3団体が登壇し、日頃の活動を紹介。発表は、卒業生らに現在の学生の取り組みを知ってもらう機会となっていた。
その後、チルコロ・マンドリニスティコ「アウロラ」、ジャズ研究会、伝統芸能サークルわだち、北海道大学混声合唱団の4団体が演奏を披露。 各団体の演奏が終わるたびに会場からは大きな拍手が送られ、演奏は参加者同士の交流に華を添えていた。

演奏に参加したジャズ研究会のメンバーの1人は、「普段の活動とは違い、150周年という節目のイベントで、多くの方が集まる中で演奏できたことが印象に残っている。会場では演奏に合わせて手拍子をしてくださる方もいて、一緒にイベントを楽しめたように感じた。貴重な機会をいただき、嬉しかった」と振り返る。
実行委員会は、世代や学部を越えた交流を重視する理由について、北大には多くのつながりがある一方、普段は異なる世代や分野の人と話す機会が限られていると指摘する。今回の会をきっかけに、学生の挑戦を応援したり、互いに刺激を受けたりする関係が生まれることを期待しているという。 実際に団体に対しては寄付も寄せられ、学生の活動を応援する動きも見られた。
ジンパの最後には、参加者全員が肩を組んで円になり、剣道部員らの声に合わせて「都ぞ弥生」の歌声を響かせた。世代や所属を越えて1つの輪になり、会場には笑顔が広がっていた。会場は一体感に包まれ、盛況のうちに幕を閉じた。
(取材:川俣・山口、執筆・撮影:川俣)
